みなさん、あけましておめでとうございます。生き物がトラからウサギに変わりましたね!年明け第一弾は、やっぱりノウサギだ!と、思っていたのですが、ノウサギはもう荒川河川敷下流部では、見られなくなったので・・・・違う生き物のお話にします。ということで、本年もご愛読よろしくお願いします。
では、みなさん、河川敷で「だるまさんが転んだっ!」を、やっている鳥を見たことありますか?はるかシベリア方面から寒気団と一緒に?飛来してくる鳥、ツグミ。
ムクドリぐらいの大きさで、ほとんど単体でいます。本当に「だるまさんが転んだっ!」をやっているわけでなく、落ち葉や土をめくりミミズや昆虫類を主に食べています。えさを探しているときに、早足でタッタッタと数歩歩いては、ピッタッと止まり、周りをキョロキョロと見回し、また数歩タッタッタと歩く。その姿が、「だるまさんが転んだっ!」をしている姿に見えるのです。しかし、僕にはどう見ても、小心者の挙動不審者に見えてしまうのです。こっけいで、かわいくも見えるのですが・・・・。まぁ、感じ方は人それぞれと言うことで、ご勘弁を・・。
彼らは、日本に飛来したてには山の高いところにいます。食料がなくなると徐々に平野部にも下りてきて、河川敷や民家の庭先にもえさを求めてやってきます。鳴き声は「クィクィ」とか「キィキィ」が地鳴き。春になると「キョロロ」とか「キョケッ」とも鳴きます。冬にシベリアからやってきて、ゴールデンウィークが明けるころ、シベリアに帰郷?する間、よくさえずっていた彼らの声が、初夏にはプッツリと聞こえなくなる、昔の人は、夏になると彼らは「口を噤(つぐ)んだように黙るのだな~」と思い、彼らの名を「口を噤む鳥」”ツグミ”と名づけたそうです。
冬鳥は今が旬!みなさんも今すぐ荒川河川敷に足を運んで、おどおどした挙動不審的な「だるまさんが転んだっ!」を観察しに行ってください!
ねっ!なんとなく、おどおどしている感じでしょう?