2/10(金)、北区北とぴあにて、荒川クリーンエイド2016の活動を振り返り、2017年度の活動に向けて意見交換を行う「荒川クリーンエイド2016-2017報告・連絡会」を開催。当日は荒川クリーンエイドの実施団体関係者ら22名が参加をしました。
■第1部 荒川クリーンエイド2016報告会
報告会では、荒川流域で活動をされた団体の紹介や、「調べるゴミ拾い」の調査結果を報告しました。
まず、荒川クリーンエイド実施団体の紹介です。上流の流域~河口まで、一部の団体を中心に活動の特徴などについて紹介しました。
つづいて荒川クリーンエイド2016活動報告です。(当日資料の一部を抜粋)
荒川クリーンエイド2016は、182会場がエントリー。そのうち雨天等で中止となった会場が24会場あり、実施会場は158会場となりました。参加者数は12,848人。昨年と比べると約1.2倍増となりました。
そして、2016年の活動で荒川クリーンエイドの累計参加者数が20万人を突破いたしました!
次に、散乱ゴミ、粗大ゴミの集計結果です。
いずれの回収数も実施会場数、参加者数の増加とともに年々増え、今年は過去最高の回収量となりました。
やはり今年もペットボトルが断トツの1位。数も41,786本とついに4万本を超え、8年連続で1番多く拾われた結果となりました。
こちらも上位3の項目は昨年と変わらず。
しかし、1位のプラケース・プラカゴが、過去最高の218個となりました。
■功労者賞 受賞団体表彰
今年も荒川クリーンエイド2016に特に貢献された団体の皆さまの表彰を行いました。
*功労者賞 贈呈の様子は、こちらから
■第2部 荒川クリーンエイド2017連絡会
今年の連絡会では、2017年の活動をさらに盛り上げていくためのヒントを探るべく、「みんなが自然に集まる活動 ~西なぎさの魅力~」と題して、葛西臨海公園西なぎさで活動されている、西なぎさ発:東京里海エイドの橋爪 慶介(はしづめ けいすけ)さんより講演していただきました。
橋爪さんからは、西なぎさでの活動のきっかけをはじめ、ご自身が参加された(一財)セブン・イレブン記念財団のドイツ研修での経験や感じたこと、普段どういった思いで活動を続けているのかといったことを話していただきました。
橋爪さんは、「自分の立ち位置から、仲間と分担し合うなどで無理せず、楽しく活動を続けることが一番の秘訣。」と仰っていました。
その後、講演を踏まえて参加者との意見交換。
参加者からは、「一体感が得られることが大切なのでは。」「参加の敷居を低くすることが大切。」などの意見が出ました。
今回の内容をヒントに、私たちもさらなる活動の盛り上げに向けて、引き続き努力をしていきたいと思います。