排水ポンプ場のごみ調査活動レポート

排水ポンプ場のごみ調査

荒川へと接続する、とある支川の除塵機にて河川ごみ調査をしてきました。

一定サイズ以上のごみが荒川に流れ出ないよう、スクリーンで河川ごみを止めています。
ここで集まったごみは、最終的には業者さんが収集にきて焼却場へと持って行く流れになっています。

事前にどんなごみがあるのかを聞いていたので覚悟して行きましたが(^_^;)
この日は幸い(?)思ったほどの物はなく、自然物(水質改善のために植えられた植物が流出したもの)が大量に~_~;

調査内容としては、コンテナの中から1つの中身をブルーシートの上に広げ、どんなごみがあるかを調べていきます。

まずは自然物と人工物に仕分ける作業。

これもこれで大変。
水分を含んだ植物はとても重い、、、
中身を広げ、自然物の中から人工物を手でかき分けて探します。とても地道な作業。

仕分けられた自然物は重量を計測し、人工物は約90種類の分類項目を確認しながら、
個数や容積、重量を測り、記録すると言う作業の繰り返し。

これまた地道な作業で、タバコの吸い殻1本1本、お菓子の袋(個包装)も1つずつ数えます。
この日は幸いにも人工物がそこまで多くなかったのでそこまで時間はかからなかったものの、
多い日には果てしない作業なんだろうなと感じました^^;

なんでこんな物が?と言うような物があったり、ポイ捨てしがちな物、不注意で飛ばされて川に落ちてしまう物など、
私たちの身の回りにある物は、ちゃんと処理をしなければ環境問題に繋がることを、改めて感じた日でした。。。

※本事業の一部は三井物産基金の支援を受けて実施しています。