なんといっても不人気野鳥No.1は彼らでしょう。色からの不気味さ、品行の悪さ、自由気ままで悪行三昧。でも、賢くて運動神経もよく、よく見るとかわいいのですが・・・ハシブトガラス。彼らのネタは山ほどありますので、3回に分けてお届けします。先ずはPART1をお楽しみください。
最初に質問します。あなたは、カラスは好き?嫌い?「好き!」と答える方はごく少数のはず。よく観察するとカラスファンになるかも?
荒川河川敷のカラスは、嘴(くちばし)の太いハシブトガラスと、嘴の細いハシボソガラスが見られますが、カラスの仲間は日本で11種類もいます。街中でおなじみのオナガや里山にいるカケスもカラスの仲間。カラスというと、黒のみの体色だと思うでしょう?ところが、白と黒とか、茶色とかいろいろな体色があります。
賢いカラスは、人まねを良くしますし遊び好きです。公園の滑り台で、子ども達が遊んでいる様子を観察していたハシブトガラスは、子ども達が帰ると滑り台に近づき、トントンと階段を上りスーと滑り降りたのです。何回も繰り返したそうです。また、ある駅の旅行パンフレットのラックから、人が取っていく姿を見ていたハシブトガラスは、ラックの上に乗り、近づく人に、嘴でくわえて渡すことをしたのです。カラスは人間ウォッチングをしているのです。とても賢く、そして運動神経も良いのです。
何にでも興味を持ち、お茶目なところもあるカラス。ちょっとは好きになりましたか?次回はカラスとゴミ問題のお話しにしましょう。
つぶらな瞳と、角刈りっぽいヘアースタイル!ね!かわいいでしょう?