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【インタビュー】絶滅危惧種の復活を目指して:(株)損害保険ジャパン

CIMG4440mini.jpgコーポレートコミュニケーション企画部 
CSR・環境推進室
室長代理 山下 智也 様

損保ジャパンが全国各地の環境NPO、地域で市民活動を支援する中間支援組織や日本NPOセンターと協働で、全国各地で市民参加型の生物多様性の保全活動を行うSAVE JAPANプロジェクト。その一環として、足立区にて絶滅危惧種の復活を目指して、ヨシ刈りとクリーンエイド活動を実施していただきました。損保ジャパンの山下様に活動とその意義についてお話を伺いました。
 
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Ⅰ.山下様のお仕事
1. 山下様の日頃のお仕事・所管担当業務について教えてください。
CSR・環境推進室で、今回協働させていただいたSAVE JAPAN プロジェクトや環境マネジメントシステムの運用などを担当しています。
 
2. 上記に関連して、ご自身のやりがいなどについて教えてください。
NPOをはじめ、行政や企業などの様々な方々と接する機会が多く、自分の考え方が広がり、日々成長できていることを感じられることです。

Ⅱ.SAVE JAPANプロジェクト
1. 当該プロジェクトの概要・目的・背景について改めて教えてください。
SAVE JAPAN プロジェクトは、Web約款の切り替え件数に応じて損保ジャパンが環境NPOなどに寄付を行い、「誰もが気軽に参加できる」環境保全活動を全国47都道府県で実施しています。単なる寄付活動ではなく、地域で環境保全活動を行う環境NPO、地域の市民活動を支援するNPO支援センター、日本NPOセンター、損保ジャパンの4者が協働で実施しており、全国で約100の団体と連携しています。
SAVE JAPAN プロジェクトは、市民が気軽に参加できる環境保全活動の機会を提供し、これまで地域の環境保全活動にあまり参加されなかった方、あまり関心をお持ちでなかった方にも参加いただくことで、地域の自然環境に関心を持ってもらうとともに、「いきものが住みやすい環境づくり」を目指しています。そのため、「地域住民が理解しやすい」、「親子で参加できる野外体験型」、「地域の希少生物種の保全」となるよう、地域をよく知る環境NPO、地域のNPO支援センターと連携しプログラムを展開しています。また、全国約45,000店の保険代理店とも協働で、お客さまへの開催案内、参加を呼びかけるなど、多くの地域住民に参加いただけるよう取り組んでいます。
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2. 当該プロジェクトにかける特筆すべき重要ポイントについてお話ください。
このプロジェクトは、地域の環境NPO、地域の市民活動を支援するNPO支援センター、日本NPOセンター、損保ジャパンの4者、約100団体が協働で実施しています。地域の環境NPOとの協働することで、市民の皆さまに環境保全活動の大切さを広く知っていただくとともに、同じ地域の市民が地域の環境保全活動に主体的に取り組んでいることを知る機会を広げ、より活動を身近に感じさらに親しみを持ってもらうことが可能となります。また、NPO支援センターとの協働により、市民に活動の意義やNPO支援センターの役割を伝える機会とすると同時に、市民の皆さまに市民活動の実態を再認識いただくとともに、このプロジェクトをきっかけに地域の市民活動の輪が広がり、新たな地域の協働に繋がることを期待しています。実際に10以上のNPO支援センターからSAVE JAPANプロジェクト以外の新たな地域の協働プロジェクトが生まれつつあるとの声を聞いています。

Ⅲ.12月1日(土)プログラムについて
1. 提案段階の期待、不安などについて教えてください。
当社と20年来、市民向けの環境講座、「市民のための環境公開講座」を開催いただいている日本環境教育フォーラムからのご紹介でしたので特に不安はありませんでした。
 
2. 短時間に一面のヨシ刈りに成功しましたのは正直驚いております。代理店の方々も含め損保ジャパン関係者のヨシ刈り隊としてのご尽力は大変素晴らしいものでした。その秘訣、日頃の社会貢献活動において参考情報がありましたらお聞かせください。
RIMG0134mini.jpg今回の活動は「SAVE JAPANプロジェクト」の東京イベントとして、一般の方に社員・代理店が混ざって参加させていただきました。「SAVE JAPANプロジェクト」は、自動車保険のご契約者さまがインターネット上で確認できる約款を選択いただいた場合に、その件数に応じて環境NPOなどに行う寄付を原資に全国で開催している環境保全活動で、
誰もが自然環境に関心を持ち、「いきものが住みやすい環境づくり」へと繋がることを目指しています。
 
 
 
3. 今回、弊法人としても、絶滅危惧種に関連した活動をオープンにするのは初めてでした。国土交通省やその他関連機関との調整は大変でしたが、大きな成果だと感じています。まだまだ知名度の低い活動ですが、今後、この活動に更なる一般の参加を得るにはどうしたら良いか、参考になるものがありましたらご教示ください。
CIMG0508mini.jpg地域の自然環境保護に興味はあるけど、何をすればいいのかわからないと思われている市民の方は多いと思います。こういった皆さまが活動に参加するための「はじめの一歩」をいかに軽くしてあげるかが重要だと思います。例えば、最近は登山やロングトレイルといった「健康」がブームになっていますので「健康」と結び付けたPRをするといったようなこと考えられると思います。
 
 
 
 
 
4. その他、当日の活動についてのご感想はいかがだったでしょうか?
CIMG0551mini.jpg実際に参加したヨシ刈りは思ったよりハードで、日ごろの運動不足解消になりました!参加者全員で整備した活動後のビオトープに沢山のいきものが戻ってくることを楽しみにしています。また、今回の活動に際して事前準備から当日の運営をしていいだいた荒川クリーンエイド・フォーラム、日本環境教育フォーラム、日本NPOセンターの皆さまには大変感謝しています。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 
 
 
 
 
Ⅳ.今後の展開
1. 参加された社員や一般参加者に方には、改めて、どのような役割を実社会で担っていただきたいと思われますか。ご意見やメッセージの趣旨を踏まえて。
参加者のアンケートには、「ゴミを拾うのも大事ですが、出なくなるようにしたい。」、「自分ができるボランティアは進んで行いたい。」といった意見が多く、活動を通じて身近な環境に興味を持ってもらうという目的は達成できたと感じています。この活動をきっかけに地域の輪が広がり、環境に関心を持つ市民が増え、持続可能な社会の一助になればと願っています。
 
2. 今後の荒川クリーンエイド・フォーラムとの協働において、今回御感じになった課題等を踏まえ、自由に次年度以降の展望について御話いただければ幸いです。
ヨシ刈りをした跡地がどのように変化していくのかを情報発信していくことも参加者に継続的に関心を持っていただくために必要ではないかと思います。

ありがとうございました。いただいたご意見を踏まえて次年度以降もより地域社会に開かれた良い活動にしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
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山下 智也 様