荒川・小松川自然地は、魚やカニ、バッタやトンボ、草花など豊かな自然にあふれています。
ところが、その草原は外来植物に覆われ、日本古来の在来植物の生育が阻害されています。
2012年、東京都の「新しい公共」モデル事業 小松川自然地・里川プロジェクトの一環として、
外来植物の除草や、自然に親しむ自然環境教室などの里川イベントを、シリーズで開催します!
第3回目の6月9日は、初夏の植生を実感し、そこに生息する昆虫などの生き物を調査します。
また、5月に刈り取った外来植物の原も観察しましょう。
自然観察指導員といっしょに、植物や昆虫などを観察しながら調査を体験しますので、初心者・お子様も安心してご参加ください!
※このプロジェクトでは、地域住民・NPO・企業・行政等が協働して、
人々が自然と触れ合い親しみながら、自然環境が守られる仕組みを創造します。
「新しい公共」については、文末をご参照ください。
■日 時: 6月9日(日) 10:00~12:00 <雨天中止>
※決行・中止は、当日朝7:30以降に、ホームページのトップページ【主催イベント】でご案内します。
または、当日朝7:30以降に、080-4132-7240(事務局携帯)にお問合せください。
■集 合: 荒川河川敷・都営新宿線上流右岸 東屋(あずまや)前9:50に集合
(都営新宿線「東大島駅」小松川口より徒歩約5分)【地図】
■対 象: 自然環境や生き物、ボランティア活動に関心のある方
※幼児から熟年の方まで、幅広い層の方々にご参加いただいています。
※小学生3年生以下は保護者同伴
■参加費: 無料
■服装・持ち物: 汚れてもよい動きやすい服(長袖・長ズボン)、運動靴か長靴、帽子、軍手
(持参できる人は)捕虫網、昆虫を入れるケースなど
■主 催: 里川小松川自然地協議会
■プログラム(予定):
10:00~10:15 はじめの会、注意事項
10:15~11:50 初夏の植物や昆虫の観察・調査体験
11:50~12:00 終わりの会
●申込方法・問い合わせ先● =先着順=
参加者全員(保護者含む)の氏名・子どもの学年、連絡先住所・電話番号を明記のうえ、
PCメールまたはFAXで「里川小松川自然地協議会」宛にお申し込みください。
TEL 03-3654-7240 FAX 03-3654-7256
E-mail renraku@cleanaid.jp (@を半角に)
里川小松川自然地協議会事務局(荒川クリーンエイド・フォーラム内)
※第1回・第2回イベントの様子はこちらから
人工の都市河川荒川の最下流に近い小松川自然地は、東京らしい生物多様性を知る最良の可能性を秘めている。NPOが行政の予算に依存することなく、ある種のコミュニティビジネスを自然再生の分野でNPO主導で展開する事例は非常に稀であり、新しい公共が求める地域の自治の可能性を大いに推進するものであると期待が持てる。東京らしい生物多様性を追求するには、国と役割分担を明確にし、地域の人的リソースと自然を結び付け、活動を運営することが重要となる。地域に開かれた里川の創造を推進したい。
(荒川クリーンエイド・フォーラム2011報告集 鬼頭秀一理事「東京らしい里川の在り方」より抜粋)
新しい公共とは: 行政だけでは実現できなかった領域を、官民協働で担うなど、市民、NPO、企業等が支え合う仕組み、体制が構築された状態をいいます。