【紹介】マイクロプラスチックワークショップの準備活動レポート

【紹介】マイクロプラスチックワークショップの準備

今回の案内人

クジラくん

ここ最近は、、、

  • 事務所の他スタッフとの温度感に合わない
  • “めう~”とみんながたまに叫ぶので引いている

企業のファミリーデーや夏休みの企画としてお問合せいただくマイクロプラスチック(MPs)ワークショップ。
果たしてどのような準備をしているのかを紹介します。
皆さんが想定されているより時間がかかっているかもしれません。


ナタリーと荒川の土を取りに行く
雨が降るとナタリーは元気になる、、、


しばし干す(ヒメハマトビムシがジャンプしている)


土の安全管理をするナタリー
危険なごみが入っていないか安全管理作業をする時間をかけて目視チェックするしかありません、、、

顕微鏡でマイクロプラを観察するイベントではここまでの作業となります。


マイクロプラ、ピックアップイベントby セールスフォース・ジャパン
浄化された土は荒川に戻されます^^
良好な厚さ1cmの土ができるのには100年がかかるとも言われています。


ナタリーと土ができあがるまでの歴史を思う。

ここから↓↓↓はキーチェインなどを使うワークショップの作業準備です
使えそうなMPsを選別する

選別したMPsを洗浄する(超音波のメガネ洗浄機を活用します。)


洗浄されたMPsがこれ

洗浄した水にナノサイズプラが入っているため、コーヒーフィルターで濾してから排水しています。
コーヒーフィルターの目がすぐに詰まるので地味にこの作業に一番時間がかかります。
環境負荷を抑制するために大切な作業です。


キラキラしているのはシェル(貝)フレークです。
キーチェインなどに成形する際はレジン液(プラスチックの仲間)を使っていますので
このワークショップ自体が環境によいわけではありません。
荒川でのフィールドワークで河川ごみを回収するなどと併せて検討いただくとベターです^^

参考までにここまでの工数をかけることで1gあたりの換算単価は松坂牛より高いです(^_^;)
食べられないのに、、、