こんにちは。事務局のいまむです。
重要な写真ほどピンボケになりがちで悲しいです。
7月14日(金)モニタリング調査
トビハゼの巣穴数を確認してきました。
うだるような暑さですが、トビハゼは元気いっぱいに飛び跳ねて・・・
写真に写ってくれるようなおっとりした奴はいませんでしたΣ(゚д゚lll)ガーン
(昨年の晩秋は寒くて動きの鈍い奴がいたのですが。。。)
トビハゼの泥干潟にはポツポツと河川ごみが流入しているものの・・・
何とか保全されています。
しかしヨシの中はけっこうな量の河川ごみが堆積。
トビハゼの巣穴群。さて、どれがトビハゼの巣穴でしょう???
カニ類(ヤマトオサガニなど)が掘った穴をトビハゼが拡張工事する際に泥団子が巣の回りにペッと吐き出されます。
泥団子がたまっているものだけをカウントしました(写真はシャープネス加工しています。)。
結果として・・・11のトビハゼの巣穴をみつけました。
ところで泥団子のまわりにもっと小さなツブツブがみえますか?
10mmにも満たないカワザンショウガイ類です。米粒くらいの大きさの巻貝です。
おそらく探せば希少種ヒナタムシヤドリカワザンショウもいると思います(ちゃんと同定してないけど)
ヒナタムシヤドリカワザンショウ・・・最近になって日本海側のムシヤドリカワザンショウガイと分けられた種です。
興味がない人にはどうでもいい話ですが、マニアの方にはたまらない・・・かもしれない・・・
その他、チゴガニ(東京都留意種)もダンスをしていました。写真ではよく分かりませんが・・・
そしてトビハゼ(やっぱり写真ではよく分からない・・・)
7月27日(金)モニタリング調査
モニタリング調査2回目。
巣穴数7、確認個体数4個体。
9月12日(火)モニタリング調査
モニタリング調査3回目。
巣穴数24、確認個体数16個体。
今回は左岸の河口まで踏査しましたが当該調査地以外のコロニーは見当たりませんでした。
また、全長20mm程度の当歳魚と思われる個体群が新たに加入しているようでした。
9月21日(木)モニタリング調査
モニタリング調査4回目。出水後ですが波当たりが小さいので表層の泥にはそれほど影響がなさそうです。
当歳魚は流されたのか見られませんでした。
巣穴数21、確認個体数4個体。
9月24日(日)河川ごみの除去
実践活動による河川ごみの除去
10月6日(金)モニタリング調査
モニタリング調査5回目。出水後。表層の泥にも影響が出ており流されているようでした。
当歳魚は見られませんでした。気温も徐々に低下しており、そろそろ冬眠に入る頃でしょうか。
巣穴数7、確認個体数0個体。
10月24日(火)モニタリング調査
モニタリング調査6回目。出水後。
巣穴数4、確認個体数0個体。