現代の便利な生活に欠くことのできないプラスチック。
上手に付き合うには、「まずその特性を知る必要があるのでは!?」ということで、
東京海洋大学名誉教授の兼廣春之先生にお願いして開始した本学習会も3回目を向かえました。
日時:2017年9月27日(水)18:00~20:00 会場:タワーホール船堀 406室 講師:東京海洋大学 兼廣春之名誉教授 |
今回のテーマは「プラスチックの劣化」。
プラスチックが劣化するメカニズムや、どのくらいの時間で劣化するのか?、劣化するとどうなるのか?などなどのお話しをスライドや実物を交えて教えて頂きました。
熱加工前のペットボトル 劣化する前のプラスチックは頑丈
プラスチックの劣化見本
スライドを使用しての講義
大学の講義のような内容も判りやすく説明して頂けます
後半は参加者からの質疑応答をたっぷり行いました。
例えば、「プラスチックはどこまで細かくなったら分解したといえるのか?」という質問…
答えは「水と炭酸ガスになった時」…知っていましたか??
そして話題はマイクロプラスチックの有害性について。
私も「プラスチックは淡水でも有害化学物質を吸着するのでしょうか?」とお聞きしました。
兼廣先生の答えはキッパリと「する」でした!!
荒川のプラスチックごみも有害化学物質が吸着している可能性があることをハッキリ認識し、スッキリすると同時に…何とかしないといけないという思いが強まりました。
荒川の水際のごみ(2017.9.23.撮影)
今回も参加者は10人に満たない少数…
参加者にとって講師との距離が短いとても贅沢な時間となりますが、やはりそれでは、兼廣先生の貴重な知見がもったいない!?
次回はもう少し多くの方に参加して頂けるよう積極的に広報したいと思います。
詳細が決まりましたらHP、FB等でもお知らせします。
毎回テーマが変わるので初めてや前の回を飛ばしてしまった人ても大丈夫です♪
皆さん、次回の学習会でお会いしましょう(^^)/
(いがいが)