環境省のローカルブルーオーシャンビジョン事業にて
各地域での河川/海洋ごみ問題の解決に向けた取組が推進されています。当該事業の検討委員の末席としてお手伝いをしています。
和歌山市と花王さんの協働事業を拝見させていただく機会がありました。
さて皆さん、友ヶ島(ともがしま:無人島)をご存知でしょうか?
「ラピュタの島」とも呼ばれるこの島で、
漂着ごみがモンスターになったとか、結局ならなかったとかで、(仕方なく(?))行ってきました。
かなり力作の「季刊 友ヶ島 2021冬号」(制作時間180時間以上は硬い)
とりあえず船に「ラピュタ」って書いてあった(友ヶ島汽船)。
船に揺られること約25分、島に到着すると、「ウミプラボ 野奈浦本部」が設置されてた。
この看板1つとっても世界観、、、
なんでも、島に漂着したプラごみがみんなにかまって欲しくて ウミプラー になったらしい。
プラスチックの利用は適材適所。そもそも自然界に出たくて出たわけではない。
意図せず自然界に出てしまったプラごみを友ヶ島を探検しながら回収してあげましょうという試み。
和歌山市 企画政策部 企画政策課さんと花王(株)さんが協働で企画され、テレビ和歌山が運営を補助されている。
作り込まれた世界観で、親子には楽しいイベント。そりゃもう申込みも殺到。
もともとポテンシャルの高い友ヶ島。フォトスポットもたくさん。
第三砲台跡(左) 防空壕(右)
北垂水海岸に到着すると子どもたちの「あ!ウミプラーだ!」という声。
ここは瀬戸内海なので多くのごみが日本国内から出たもの。
漂着したタイヤでスポ根が始まり(世代が違う気がするが、、、)
人工系ごみをできるだけ回収したころには日も暮れ始めました、、、
ウミプラーの1種の「キンソータン」の名前の由来を聞き忘れたのと、伝説の探検家 オキガミ トラジって何者なんだろう、、、
次回この島に来島しても、もう誰も知らないかもしれない謎を残したまま、船は無情にも出港しました。
ウミプラーは花王(株)の商標とのことです(さすがだなあ、、、)
充実感とともに東京に帰ろう、、、そう思ったけど自宅までの公共交通機関が終了し、和歌山市駅付近にもう1泊しました。。。
(後で調べ直したら頑張れば帰宅できたことが判明。)