カベチョロって呼ばれている生き物をご存知ですか?夜、民家の壁をチョロチョロ歩き回り、ガやクモなどを好んで食べる生き物です。なので、家を守っているかのように見えるので、「ヤモリ」と呼ばれています。
荒川河川敷でも見られる「ニホンヤモリ」は、10~14cmぐらいの小型の爬虫類です。とても臆病でつぶらな瞳はかわいいですよ~!
では、何故、彼らは壁を歩けるのでしょうか?実は、彼らの足裏は写真のように「ひだひだ」になっています。その、ひだは吸盤の役目があり壁などに吸い付くのです。だから、高い垂直の壁もなんのその、チョロチョロできるのです!
彼らの、その姿も最近はあまり見れなくなりましたね。家庭で彼らのえさとなる、ガやハエ・クモなどを、「キャーーッッ!虫がいる!!」って、殺虫剤をシュー・シューと吹きかける。民家の周りの食料がなくなる。すると、食いはぐれをしてしまう。ならば食料を求め旅に出よう!と、放浪のたびに出たから、彼らを見かけなくなったのではないでしょうか?今まで家を守ってくれていたニホンヤモリ、今度は僕たちが守ってあげましょう!そうそう、小型のゴキブリも食べてくれますよ!
ちなみに、井戸を守る「イモリ類」は、爬虫類ではなくカエルなどと同じ両生類です。
我が家に1匹、荒川で保護?したニホンヤモリ(シモって名前です。)がいます。見ていると飽きません。あっ・・・こんな時間だ!!シモの食糧確保に行かなくちゃ!
サッカーのゴールキーパーの手みたいな感じでしょう?我が家のシモです。