梅雨時期はムシムシして、水が恋しくなりますね!水面をスーイスーイと泳げたらいいなぁ~!と思いませんか?彼らのように・・・・。
かなり前に、某ラジオ番組で「理科のテストで、飛ぶ虫は次のうちどれですか?と言う問題に、チョウとバッタとカブトムシとアメンボに丸をつけたら、先生から、アメンボは飛ばないよ。と言われました。アメンボって飛ばないのですか?」と言う小学生の質問が流れていました。皆さんは、どう思います?アメンボは、セミの仲間なのです。したがって飛びます。小学生が正しかったのです。
彼らのイメージは、水面をスーイスーイが普通ですよね?でも、夜になったら彼らが昼間スーイスーイしてたところを見に行ってみると、1匹もいないはず。彼らは夜間飛行を楽しんでいます。明るい街灯や自販機の周りで。
では、なぜ彼らは水面をスーイスーイ出来るのでしょうか?実は6本の足の先に細い毛がたくさん生えていて、そこに空気がたまり浮くことが出来るのです。そーか!手と足にカツラをつけたら僕もスーイスーイ出来るぞ!ですって・・無理です。沈みます。危険です。やらないでください!
彼らは、昆虫類が水面に落ちたときの波紋を脚で察知し、近づいてセミ類特有のストロー状のくちばしを獲物に刺し込み、体液を吸うのです。名前の由来の「飴のような甘い匂い」を嗅いでみようと、無闇に握ると自慢の鋭いくちばしでブスッと、やられるので要注意です!
水・空を自由に生活できるアメンボ・・・ある意味、うらやましいですよね。荒川中流域には、ずんぐりむっくり体型の、シマアメンボがいますよ!
水溜りができてもやってきます! 空を飛んでやってきます!