2016年1月、「世界経済フォーラム(WEF)」年次総会(ダボス会議)にて、各国が相当に積極的なリサイクル政策を導入しない限り、2050年までに海を漂うプラスチックごみが重量比で魚の量を上回る*ことが発表されました。
さらに、最近の研究では、各国政府、業界が積極的な取組みをしても、今後10年間で海に流れ込むプラスチック量は多い場合で年間5,300万トンに達する*と試算されています。
*2023年現在、試算は更新されています(OECD: Global Plastics Outlook,2022)。
世界的に注目を集めるようになった「マイクロプラスチック」(大きさが5㎜以下のプラスチック)が水道水やボトル入り飲料水、魚介類や海水由来の塩などからも検出されています。
また、豪ニューカッスル大学/WWFの研究によると1週間にクレジットカード1枚分(約5グラム)のプラスチックが体内に取り込まれているという報告がありました。
●一人ひとりがごみの問題と向き合い、行動を起こし、自然とともに生きることが求められている
私たちはこの事実を受け止め、行動に移すことが求められています。
一人ひとりの行動変容を促すべく、私たちは現場体験を軸としたプログラム提供をしています。ぜひこの活動を応援ください。
●微力ではあるかもしれないが、“無力”ではない
ごみ拾いの活動は地道です。きれいにできる範囲も限られます。
1人ひとりの力は微力かもしれません。しかし、決して無力ではありません。
拾ったごみの分だけ河川環境が守られ、人工系ごみが海へ流出することを防ぐことができます。
“Think globally , Act locally”(地球規模で考え、足元から行動せよ)の考えで、ぜひ私たちの活動を応援してください。
環境教育支援、広報情報発信等に活用いたします。
<事業費の内容>
・企業との社会貢献活動支援、研修事業支援
・学校の課外活動支援、環境教育プログラムの運営
・河川/海洋ごみ問題に関する調査、研究
・その他広報情報発信 等
*社会貢献活動、研修事業を受けた企業様からのアンケート結果(2019年度)
■参加者の声
【ご寄付の事例】
ヘアードライヤー ナノケアの販売収益の一部を寄付いただきました
パナソニックはプラ削減など環境に配慮したヘアードライヤー ナノケアの販売の一部を、海洋プラスチックごみ削減など、海の豊かさを守る活動に取り組まれている団体へ寄付し、海の保全活動を支援されています。
今回、ナノケアの販売収益から400万円の寄付をいただきました。
この寄付のみならず、2023年12月3日(日)荒川の砂町水辺公園にて、荒川清掃を共催しました^^
当日は晴天に恵まれ、従業員とそのご家族、日本フィランソロピー協会を通じてお申込みされた方々、総勢54名で活動しました。
作業前は、ごみの少ない河川敷といった印象でしたが、草木の中まで探してみると漂流したビン・缶・PETボトルに加え、マイクロプラスティックなど様々な種類のごみを集めました。
清掃活動を通して、一見少なそうに見えても、大型ごみや大量のマイクロプラスティックがあることなど深刻な社会課題「河川/海洋ごみ問題」を参加者それぞれが肌で感じる機会となりました。 今後も継続した活動が計画されています。
関連記事はこちら(パナソニックのWebサイトへ)
協力:(公社)日本フィランソロピー協会
あらくりくん号(UPS基金)
UPS基金より、『あらくりくん号』が寄贈されました。
走るだけで河川/海洋ごみ問題について知ってもらえる車両があれば・・・荒クリFスタッフはほぼ毎週、荒川沿川を清掃道具を積んで走ります。UPS基金さんにはそんな私たちの気持ちに応えていただきました。
完成したのがこの『あらくりくん号』。
あらくりくん号についている「あらくりくん」と「あらくりちゃん」のシルエットに触ると1年間ラッキーになれます。
「拾って変える未来」あらくりくん号を見かけた時は手を振ってね。
協力:東京スバル(株)小松川店、SHADOW デザイン委託:認定NPO法人あっちこっち
※あらくりくん号の製作人件費はBloomberg L.P.の支援を受けました。
※あらくりくんLINEスタンプも発売中。収益は環境活動に使用されます。
FIT for charity run
FIT チャリティ・ラン(英名:Financial Industry in Tokyo For Charity Run)は、地域に根ざした、社会的に意義ある活動をしているものの、認知度等の問題により十分な活動資金を確保できていない団体への寄付を通じて、社会貢献を行うものです。また、FIT チャリティ・ランは、業界のより多くの人に地域活動団体を支援する機会を提供するとともに、チャリティ・イベントや地域活動団体への参加を呼びかけることによって社会貢献に努めています。
2019年度は荒川クリーンエイド・フォーラムも
1.ボランティアの育成
2.荒天プログラムのための動画制作
3.自然環境アプリSOILの追加コンテンツ制作費
等を使途として639万円の寄付を受けました。
継続した支援をお願いします
※個人で1年間寄付を続けた場合
国土交通省関東地方整備局指定の河川協力団体です
■受賞歴
- 2004年 さいたま環境省・県民大賞
- 2011年 日本水大賞 国土交通大臣賞
- 2014年 もったいない運動えどがわ 区長賞
- 2015年 環境省グッドライフアワード「環境と地域づくり」特別賞
- 2016年 いい川・いい川づくりワークショップ 準グランプリ、 生物多様性アクション大賞 入賞
- 2019年 緑の愛護功労者国土交通大臣表彰、海ごみゼロアワード2019 グランプリ
- 2023年 感謝状:国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所-荒川水辺サポーター制度小松川自然地活動10年
- 2024年 感謝状:国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所-荒川水辺サポーター制度千住桜木地区活動10年
■メディア掲載
●新聞
毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、東京新聞、その他地方紙
●TV
NHKスペシャル、テレビ朝日「東京サイト」、BS朝日「緑のコトノハ」、BSテレ東「日経プラス10」、
フジTV「フューチャーランナーズ」、日本TV「真相報道バンキシャ!」 ほか
■これまでにご支援いただいた企業さま(協賛等含む)
Bloomberg L.P.、(株)丸井、三菱ケミカル健康保険組合、BNPパリバグループ、東レ(株)、日本プラスチック工業連盟、カシオ計算機(株)、(株)トンボ鉛筆、ウォルト・ディズニー・ジャパン(株)、(株)東京スター銀行、宝ホールディングス(株)、損害保険ジャパン日本興亜(株)、フィリップ モリス ジャパン合同会社、UPS基金、FIT for Charity Run、三井物産環境基金、(株)セールスフォース・ジャパン ほか
最初の1歩を踏み出しましょう
インターンとして協力する
紀元前の昔から、人類はさまざまな苦難を超えてきました。
VUCAの時代、加速度を増して世の中が変わろうとしています。
国内では2020年7月に特定の条件を満たさないレジ袋の配布が法律によって有料化されました。
この施策に、「レジ袋は廃棄プラスチックに占める割合がわずかであることからその効果は限定的だ」といった意見があることも確かです。
ただ、少なくとも今までごみ問題に興味がなかった人たちにも河川/海洋ごみ問題を考えるきっかけになったのではないでしょうか。
人類は必ず河川/海洋ごみ問題を乗り越えられます。
私たちはこれからも現場活動の大切さをお伝えするため、まい進していきます。
“荒川で ちょっといいこと ごみひろい”
銀行振込
※お振込みの際は以下フォームよりご連絡ください。
三菱UFJ銀行(0005):MUFG Bank,LTD./SWIFT code:BOTKJPJT
小松川支店(463)
普通/savings account
口座番号 0768162
名義 特定非営利活動法人 荒川クリーンエイド・フォーラム 理事 高山 亮
楽天銀行(0036):RAKUTEN BANK,LTD./SWIFT code:RAKTJPJT)
第一営業支店(251)
普通/savings account
口座番号 7892532
名義 特定非営利活動法人 荒川クリーンエイド・フォーラム/トクヒ)アラカワクリーンエイド.フォーラム
※海外送金の場合中継銀行情報が必要
ゆうちょ銀行への振込み(ゆうちょ銀行から)
記号:10060
番号:85366151
トクヒ)アラカワクリーンエイド・フォーラム
ゆうちょ銀行への振込み(他の金融機関より)
店名:008
店番:008
普通
口座:8536615
郵便振替の場合
郵便振替口座番号:00110-6-368041
口座名義:荒川クリーンエイド・フォーラム