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【どうでもいい話】東ティモールでは少額紙幣を使う

皆さんこんにちは。
むーいまです。

■登場人物—–
むーいま
国際色豊かな男。
——プロフィール■

最近、知っている団体が東ティモールにて求人を出されていたので
思い出したエピソードがあります。

私が東ティモール民主共和国に赴任していた2012年。
今は分かりませんが、その頃は東ティモールで生活すると、とにかく$1紙幣を使います*。

———
東ティモールは自国で高額な通貨を発行しておらず、
米ドルが流通している。とにかく何でも$1だった。
センタボスという硬貨のみを生産していた。
今は知らない。
——–

換金率などを考えると当時は金券ショップが一番利率が良く、
出国を前に、金券ショップに両替に行きました。

む「$1紙幣300枚に交換してください」

と、万札を取り出すと、
怪しいと思われたのか

店員のお姉さん「身分証明書を見せてください」

とのこと。

身分証明書をしげしげとみてもまだ納得してくれません。

店員「用途は何ですか?」

む「JICA(ジャイカ)の仕事で東ティモールの現地活動で使うんです。」

店員「ジャイカって何ですか?」

む「国際協力機構のことでJapan International Cooperation Agencyの略です。」

店員「ジャイカかジャマイカか分からないけど、犯罪に使われそうだから換金できません。」

む「それは困ります。JICAは日本の行政機関です。JICA中部にTELしてもいいので確認してください。」

店員「そんな面倒なことはできません。」

と、かなり揉めていると、

隣のブースにサラリーマンのお客さんが来て、

サラリーマン「名古屋-東京のJR券ください」

と注文していました。

となりの店員さん「名古屋-東京のJICA(ジャイカ)券ですね!」

む&お姉さん店員「JICAじゃなくてJRだよ!」


奇跡的に突っ込んでしまうわし。

なぜか隣の店員さんが「JICA」という言葉に洗脳されていました。

その後、結局は折れたお姉さんに換金してもらえたというエピソードを
さっき急に思い出しました。

すごくどうでもいいですね。


赴任当時。

ちなみに現在、東ティモールも海洋ごみ問題で困っているそうです。
どこもかしこもですね。


東ティモールの河川ごみ(Monicaより提供)