【コラム】デジタルの世界もクリーンアップ活動レポート

【コラム】デジタルの世界もクリーンアップ

皆さんこんにちは、いまむらさんです。
実はデジタルの世界もクリーンアップが必要です。
不要メール、ファイル、アプリ、同じ画像や動画などは、全て「デジタルごみ」です(^_^;)
*情報のアップデートはご自身でもお願いしますm(_ _)m

今回の案内人

いまむら – コードネーム【いまむらさん】

プロフィール

  • 日本で今のところ唯一建設工学系で砂浜の自然環境をアカウミガメ目線で分析して博士号を持っている。が、生活の役にはたたない。
  • それっぽいお仕事
    • 環境省ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン検討委員
    • 立教大学RSL兼任講師
    • 上場企業を中心に年間50社程度の企業さんに向けて環境講話をしている

案内人のいまむらさん

デジタルの世界にも「ごみ」があふれているって知ってましたか?
私たちが暮らす自然環境には、プラスチックごみや排気ガスなど、さまざまな「汚染」がありますよね。でも実は、同じようなことがデジタルの世界でも起きているんです。

スマホやパソコンの中に、使っていないアプリ、同じような写真、読み終わったメール、古いファイル…そんな「不要なデータ」がたくさん眠っていませんか?
これらは「デジタルごみ」と呼ばれ、見えないところでエネルギーを消費し続けています。

特にクラウドに保存されたデータは、サーバーが動き続ける限り、電力を使い続けることになります。
つまり、私たちが削除しない限り、地球のどこかでCO2が排出され続けているということ。

実際、インターネットやそれを支えるシステムによって、毎年数億トンのCO2が排出されていると試算されています。

これは航空業界全体の排出量に匹敵するとも言われています。

でも、希望はあります。

私たち一人ひとりが、不要なファイルやアプリ、画像や動画を整理して削除するだけで、CO2の排出を減らすことができるんです。

しかも、端末の動作も軽くなり、バッテリーの持ちも良くなり、作業効率もアップ!
まさに一石三鳥。地球にも、自分にも、優しい選択です。

毎日暑いのでそれを逆手にとって、ちょっとした「デジタルお掃除」、をお家で始めてみませんか?

3月15日(土)は、Digital Cleanup Day (デジタルクリーンアップデー)でした。
今日(7月15日)とは4ヶ月前ということ意外に何にも関係がありません 笑

参考:
IT/IoTソリューションにおけるCO2排出抑制貢献総量算定に関する調査報告書2018
JST(科学技術振興機構)「デジタル化とエネルギー」報告書(2022年)