江戸川区の葛西臨海公園には人工のなぎさが2つあります。その片方のなぎさの東なぎさで
クリーンエイドが実施されました。その様子をご紹介いたします。
この東なぎさは自然環境を保全するために、造成れた当初から一般の立入りが禁止されてきました。
ただ、年に2回だけ一般の立入りが許可され、清掃活動と自然観察が20年にわたり行われています。
この報告は、その2回のうちの貴重な1回の様子です。
当日の様子を写真を中心にご紹介いたします。
2隻の船で東なぎさへ向かいます 1度に6人しか乗れず何回もピストンしてくれました
上陸後、説明も早々にクリーンエイド活動を開始!
東なぎさはヨシがどんどん繁茂してきています 目の前のごみを拾い終わるとヨシにわけいって
ごみを探すグループもありました。
大きな石積みの中のごみも拾いました
活動終了後は皆さんで記念撮影! 皆さん元気に応じてくれました♪
拾ったごみも船で持ち帰ります
クリーンエイド終了後は自然観察教室 まずはえどがわ野鳥の会さんによる野鳥観察教室
続いて、植物観察教室 沢山の種類の植物が紹介されました
最後は干潟の生物の観察教室です 今日は潮の干満の具合であまり多くの種類は
採れなかったということですが沢山の種類の
生き物を紹介してくれました♪
【活動結果】
参加者数:58人(大人56名、子ども2名
回収ごみ:燃やすごみ12袋、ペットボトル5袋(45L換算)
びん4袋、缶6袋(20L換算)
粗大ごみ6個
【参加者の感想抜粋】
・流れてきたごみを住処にしている生物がいて切なく思った。
・プラスチック類が多く細かい破片が散らかっていた。
・保護区域にも関わらず、ごみがとても多くあった。
・私たちはもっと意識を高くもって生活の中でごみを出来るだけ出さないことを考え
続けていかないといけないことを痛感した。
今回は梅雨の晴れ間で、とても気持ちの良い活動でした。
この場所は現在、ラムサール条約登録を目指して活動していますが、その達成もそう遠くのことではないかもしれません。大都会で手付かずの自然環境が維持されているこの貴重な場所をこれからも大切にしていきたいと思います。
次回のこの活動は秋に実施される予定です。
今回、参加出来なかった方も、是非この貴重な自然を体験しにお越しください!!
(いがらし)