立教大学の「立教サービスラーニング(RSL)」は、社会の現場を“教室”と捉え、実体験を通して学ぶ全学共通の授業です。
その一つ「RSL-グローカルA」では、都市河川・荒川を題材に、座学・フィールドワーク・清掃イベントの企画運営を通して、河川・海洋ごみ問題とその解決策を考える実践型の授業が行われています。
この授業を、2022年から今村(当フォーラム理事)が担当しています。
これまで「河川・海洋ごみ問題」「非営利活動における広報・マーケティング入門」「イベントの企画・運営方法」などをテーマに講義を行ってきましたが、2/4~8にかけては、5日間連続で講義とフィールドワークを実施しました。
(国土交通省 荒川下流河川事務所のM氏をはじめ、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました!)
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2/4(水)
動画で社会課題を伝える((株)JUNESEP)

午前中は、荒クリのyoutube動画制作にもご協力いただいている、広告制作会社のJUNESEP様から動画制作の考え方について講義いただきました。
・一番伝えたいテーマを明確にし、最後までぶれないこと
・テロップ、テンポ、音楽、動画の長さを工夫し、雰囲気だけでもテーマが伝わる編集をすること
など、実践的なポイントを学ぶことができました。
流通業界のサステナビリティ((株)丸和通運)

午後は、(株)丸和通運様より、流通業界におけるサステナビリティについてご講演いただきました。
・鉄道輸送はトラックや航空機と比べてCO₂排出量が少ないこと
・私たちの生活を支える流通業界の重要性
など、日常生活と社会課題のつながりを考える機会となりました。
2/5(木)
金融業界のサステナビリティ((株)SBI新生銀行)

午前中は、(株)SBI新生銀行様から、金融業界のサステナビリティについてご講演いただきました。
CSVについてご説明いただいた後、各業界がなぜ社会活動を行うかについて学生に考えてもらいました。
学生にとっては、企業と社会活動の繋がりについて考えることが少し難しかったようですが、後に紹介された事例を聞き理解が深まっていったようでした。
社会課題をビジネスで解決する((株)ピリカ)

午後からは、(株)ピリカ様よりご講演いただきました。
創業時のエピソードや、ごみ拾いアプリ「ピリカ」、ごみ分布調査サービス「タカノメ」などの事業についてご説明していただきました。
画期的なサービスを展開しているものの、「最後は1人1人がごみを1つでも拾うことが大事」という言葉が印象的でした。
2/6(金)
荒川知水資料館にて河川行政について知る
6日は荒川知水資料館にて、荒川下流河川事務所の皆様から荒川の歴史や治水について学びました。
水害を防ぐために荒川を手堀で開拓したことや、厳重な監視や対策を怠れば、災害時にあっという間に近隣が水没してしまうことなど、身近な暮らしが誰かのおかげで守られていることを実感しました。

また、今回は特別に岩淵水門にも登らせていただくことができました。
荒川放水路通水 100 周年アニバーサリーフェスでは、地元の方々が岩淵水門の操作室を見学しようと長蛇の列ができていたそうです…!
それだけ地元のシンボルになっているんですね~

最後に、荒川知水資料館の佐久間様から、荒川の生態系や子供たちへの環境教育について教えていただきました。
都民でも意外と馴染みが少ない荒川。「こんな自然があったんだ…都内じゃないみたい」と話し合いながら散策しました。
2/7(土)
荒川清掃イベント運営


7日は雪がちらつく中、運営合わせ約40名で清掃活動を実施しました!
悪天候でキャンセルが多いかと思いきや…多くの方にお集まりいただき、熱心に活動いただいて感謝です☺
学生たちは事前に下見を行い、安全面を考慮したうえで、当日は運営スタッフとして参加者をサポートしました。
「実際にやってみると、もっと参加者に話しかけてサポートしてあげればよかった」「場所のことをもっとわかっておいたほうがよかった」など感想がでてきました。
実施報告はこちら
午後は荒クリ さかおが「深海ごみと海洋生分解性プラスチック」の話をさせていただきました。
内容はこちら
2/8(日)
活動のふりかえりや広報のための素材撮影

8日は積雪も見られる厳しい寒さの中、活動のふりかえりや動画制作に向けた素材撮影を行いました。
また、荒川ロックゲートに登って荒川を見下ろしました。
極寒だったり遠方から毎日通ったり、学生たちは大変だったと思いますが、毎日真剣に活動に取り組んでくれました!
今後は、インプットした学びをアウトプットする形で、各自が動画制作に取り組みます。
成果の公開を、ぜひお楽しみに!
