特定非営利活動法人荒川クリーンエイド・フォーラム(代表理事:佐藤正兵)は、
平成23年9月3日に「関東・水と緑のネットワーク拠点百選」に選定されました。
「関東・水と緑のネットワーク拠点百選」は、身近な地域にある風景や自然、
そしてこれらの人とのかかわり・つながりを考え、その意義を広く伝えていくこと
を目指したものです。
関東の水と緑のネットワーク上、重要な拠点として位置づけられるような
取り組み場所を候補地として募集し、一定水準以上の案件が選定されます。
荒川クリーンエイドからの申請拠点は、江戸川区小松川自然地です。
同自然地をめぐっては、1999年から市民と行政の対話の場である
荒川自然懇談会で議論し、コンクリートで固められていた護岸を自然
の水際にする工事が行われました。
現在は、ヨシやイセウキヤガラなどの植物が広がり、
干潟にカニやトビハゼが棲みつく、親しみやすい水辺になりました。
1994年に始まった清掃活動「荒川クリーンエイド」などを通して、
近隣の小学校や企業と一緒に生き物たちの棲みかを守る活動を展開し、
「里川」の創造に寄与していくものです。