クリーンエイドについて

川の自然環境を守り、
自然豊かな荒川を子ども達へ

Clean(きれいにする)+Aid(助ける)

『クリーンエイド』は”クリーン”+”エイド”の造語です。
荒川クリーンエイドは、河川敷の様々な場所で、様々な人たちがごみを拾いながら、河川ごみ問題、水質、自然回復などについて考え、豊かな自然を取り戻そうとする活動です。河川/海洋ごみは社会課題として捉えられています。

年間150会場以上 1.3万人が参加しています

荒川クリーンエイドは、自治体、企業、学校、市民団体など様々な「実施団体」が参加者を募り、秋のクリーンエイド月間を中心に各会場(各地)でごみ拾いをします。
活動範囲は、上流の秩父市から東京湾の葛西海浜公園東なぎさまで広がり、その数は年間で150会場以上、1.3万人が参加しています。

クリーンエイド活動についての説明図

ICCの調べるごみ拾い

各会場で、参加者は調べるごみ拾いをします。 集めたごみは沿川自治体や国土交通省荒川河川事務所などと連携して処理します。集計データは荒川クリーンエイド・フォーラムが集約します。ごみの種類と数を見える化することで、参加者一人ひとりに気づきをもたらします。 調査結果は業界団体等との交渉に用いられごみの発生抑制のツールとなっています。 ※ICC: International Coastal Clean up

河川清掃を通じた、環境保全意識の向上

荒川クリーンエイドでは、様々な主体と協働しながら、ごみを通じて、川から見えてくる環境問題について考え、市民の環境保全意識を高めつつ、”いい川づくり”への市民参画を推進します。

クリーンエイド活動の成り立ち

クリーンエイド活動の成り立ち

荒川は、今

東京の下町を流れる都市河川荒川は、1924年に人工的に掘られた放水路ですが、現在は植物、虫、鳥、魚などの生き物たちにとって貴重なすみかです。

ところが…

ヨシの間にはごみが貯まり、生態系に様々な悪影響を及ぼしていると考えられます。

荒川クリーンエイドの成り立ち

荒川クリーンエイドの成り立ち 1994年、荒川放水路の通水70周年を記念して、みんなで荒川を一斉清掃しようと始めたのが荒川クリーンエイドです。1995年には、地元の団体を中心に荒川クリーンエイド事務局が設立されました。 1997年には、任意団体荒川クリーンエイド・フォーラムが発足。 1999年NPO法施行と同時に、NPO法人化をし、これまで活動を継続しています。

秋中心に開催されていた一斉活動は、2003年以降、年間を通じて開催されています。
荒川下流部では荒川下流部ゴミ対策協議会(荒川下流部ゴミ対策アクションプランII)の下、官民協働で実施しています。

展望-荒川での活動をモデルにごみ問題の解決につなげる

展望

荒川クリーンエイド・フォーラムのヴィジョン(目指す社会像)

 このままでは将来的に海の魚の重さより、海洋プラごみの方が重くなると言われています。そんな、待ったなしの状況で私たちが
目指すのはごみ問題と向き合い 自然とともに生きる社会(詳細はこちら

ミッション(果たす使命):目指す社会像に向けて何をしていくか

  • 調べる:調査することで、河川ごみ漂着・堆積にメカニズムを把握し、効率的な回収活動に活かす。
  • 発生源対策を兼ねた現場活動:自然界に出てしまったごみを海に出る前に川で早期回収。
  •   
  • 伝える:結果を見える化し、課題解決方法を探る。
      

現場活動をきっかけに”その先”を考える

  

  河川/海洋ごみ問題は誰もが関わっている問題。タイヤのくず、化学繊維の衣服を洗った際に出るマイクロファイバー、
  ちょっと前なら歯磨き粉や洗顔フォームのマイクロビーズetc…
  SDGsの取組でもある本課題は、企業にとってはESG投資(ダイベストメント:投資引き揚げ)の原動力にもなります。
  生活の身近なところにあるプラスチック。現場活動を通して持続可能な社会を考えませんか?
  

開催予定クリーンエイド一覧(一般公募活動のみ)

【中止:11.16AM】江戸川区荒川ロックゲート<主:ACF>

2024年8月28日

※感染症による参加者のキャンセル増加により中止※ 荒川放水路通水100周年企画 ※本イベントは荒クリF主催となります。 (☆傷害保険には加入いたしますが本活動におけるケガ、トラブルの責任は負いかねます。ご承知おき下さい) […]

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